2024年はさまざまなアセット(資産)が大きく伸び、紙幣の価値の目減りが現れ、コロナからの回復が前年度比であったと思います。2025年は新たな経済環境に直面しています。2024年は世界的に回復の年でしたが、2025年にはさらなる変化と課題が訪れそうです。その中で特に注目すべきは、トランプ新政権の誕生です。米国の政策変更は、国内だけでなく世界中の市場に影響を与える可能性があります。本記事で、これまでの主要国の経済を見直し、2025年を取り巻く新たな経済情勢について想定しながら、投資活動について分析していきたいと思います。
はじめに
2025年について
2025年が特別な年とされるのは、経済成長のピークアウトと新しいリスク要因が重なるタイミングです。各国の中央銀行の利上げが終わりを迎える兆しが見え、利下げに転じる一方で、インフレのコントロールや地政学的な緊張が新たな課題として浮上しています。中立金利が高金利に維持されていることも、引き続き高金利下が続くことを予想させます。これは単純には金利の強い通貨に偏りやすい傾向を予想すると、これもまた経済を見ながらということになりますが、金利重視の相場想定を見通させます。
トランプ新政権の影響に注目
トランプ政権が復活したことで、減税やエネルギー独立政策が再び焦点となっています。一方で、貿易摩擦の再燃や移民政策の変更が、市場に新たな不確実性をもたらす可能性も否めません。エネルギー価格がもたらす物価の影響、貿易摩擦による為替変動、トランプ移民政策がもたらす雇用統計悪化、そして米国財政の更なる悪化等の影響が想定されます。
過去から学ぶ2025年の展望
前回のトランプ政権では、法人税の引き下げや規制緩和が経済を押し上げ、株式市場が歴史的な高値を記録しました。一方で、中国との貿易摩擦は世界経済全体に波及し、多くの業界がその影響を受けました。トランプ「2.0」政権下ではいつ、何が起こるでしょうか。各国の動向と経済を見ながら、コラム記事を書きたいと思います。
この記事で得られるもの
この記事では、次のようなトピックを深掘りしていきます。
• 中国を主軸としたアジア経済の現状と地域別の動向
• ユーロ圏の成長とリスク要因
• 英国経済の状況
• トランプ新政権の政策が市場に与える影響とタイミング